「アバター」今、映画と言えば世界的に大ヒットしているジェームズ・キャメロン監督の「アバター」が有名だ。キャメロン監督と言えば「アビス」「ターミネーター2」「タイタニック」などが有名で私も大ファンだ。3作品ともLDから始まりDVD、HD・VHSとそれぞれ所有している。なんといっても最新作の「アバター」は3D作品。映画好きでキャメロンファンの私としてはじっとして居れないそうです!ついに見てきました。それも通常版と3D版と二回見たので違いなどを述べたいと思います。映画の本格的3D作品を観るのは今回、私は初めての体験。今までの3Dと言えば暗い、低解像力、色の再現性の悪さ、長時間の視聴は無理など欠点だらけでしたが最新の3Dは大きく改良されている。一番の違いはフィルムで無いこと、映像はデジタル化されプロジェクターにより投射されている。一般家庭用プロジェクターの大型だと思えばいい。第一印象はゴミや傷などフィルムによるちらつきが無くスッキリとした高SN比の画で、特に静止場面での違いが大きいだろう。フィルムの場合、静止場面でも厳密に見ると微妙にブレて、デジタルの場合だと写真のごとく静止する。それでは欠点は無いのかというと残念ながらある。サングラスに近いめがねをかける事により画面が暗くなり、色調がブルー側にシフトするため純白の再現性は無理で、真夏の太陽下のギンギンなハイコントラストシーンなどの描写は苦手だろう。だがこの欠点が気にならないくらい3D化による臨場感は強烈だ。最初の画像が出た瞬間、声が出そうになるくらいで映像に奥行きがあり手前のものは飛び出す感じで思わずつかみそうになる。動きの激しいシーンよりゆっくりのシーンの方が効果は大きい。オープニングの20世紀FOXロゴマークも3Dですぞー心配していた長時間使用による目の疲れ(頭が痛くなる)も問題なっかたがメガネの大きさ、形状が問題だ。使用する側は太い人、細い人、メガネを掛けている人と様々だがメガネは一種類のみ。結構重たく、私の場合ずり落ちるので上映中手で支えていた。これは今後、対策を考えて欲しいものだ。CGも以前より格段の進歩だ。これまでのCGは動きが余りにも滑らか過ぎるのと顔の細かい表情などは無理だったが「アバター」では感情までもが表現できるほどに進歩して、CG臭さが無くなり実写とCGの堺が判らなくなったのではないか。「今、人気のある長身のイケメン男優、実はCGだった」なんて事が起こるかもしれない(笑)私が洋画を見るとき必ず字幕スーパー版を選ぶが3Dでは一番手前に浮く感じで表示されるため、慣れないせいもありうっとうしく感じたので吹き替え版を奨める。また3Dではビジュアルに目を奪われストーリーが頭に入ってこない(歳のせい…)ストーリー性重視の方はフィルム方式で、遊園地的に楽しみたい方は3Dでと振り分けたらよいだろう。観る席についてだが3Dの場合、中央より前に後方だと効果が半減します。さあ!!まだご覧なっていないあなた3D「アバター」で未知の世界を体験しよう…。1回目の上映が終り外に出ると次の回は売り切れましたと張り紙が1回目もほぼ満席、久しぶりの賑わいでうれしくなる「タイタニック」を越えられるか…?楽しみだ
PR